出産&育児する年齢は女性の厄年と重なりやすい!?
30代に入ってから結婚や出産を経験する女性は多くいらっしゃいますよね。そんな結婚出産などの人生の節目となる大きなイベントがある30代女性の中には「厄年」を気にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
厄年は前厄、本厄、後厄と3年間あって、この期間は何かと災難に会いやすい時期と言われています。
しかも、30代の女性には厄年が2回もあり、前厄・本厄・後厄を含めると6年間も厄年があることになります。つまり、30代で結婚・妊娠・出産を行うとタイミングによっては、厄年に当たってしまう可能性が十分にあるのです。
また、男性だと満41歳(数え年で42歳)と女性は満32歳(数え年だと33歳)は大厄と呼ばれていて、厄年の中でも最も大きな災難が訪れると言われているのです。
2017年の厄年の年齢(男性編)
男性の場合、本厄に当たっているのは、1993年生まれ(満24歳)、1976年生まれ(満41歳)、1957年生まれ(満60歳)の方で、中でも1976年生まれの方は大厄になります。
前厄に当たっているのは、1994年生まれ(満23歳)、1977年生まれ(満40歳)、1958年生まれ(満59歳)の方。後厄に当たっているのは1992年生まれ(満25歳)、1975年生まれ(満42歳)、1956年生まれ(満61歳)の方です。
2017年の厄年の年齢(女性編)
次に女性の場合ですが、本厄は1999年生まれ(満18歳)、1985年生まれ(満32歳)、1981年生まれ(満36歳)、1957年生まれ(満60歳)の方で、中でも1985年生まれの方が大厄です。
前厄は2000年生まれ(満17歳)、1986生まれ(満31歳)、1982年生まれ(満35歳)、1958年生まれ(満59歳)です。後厄の方は1998年生まれ(満19歳)、1984年生まれ(満33歳)、1980年生まれ(満37歳)、1956年生まれ(満61歳)の方です。
厄年に結婚・妊娠・出産をしても良いの?それとも避けるべき?
「厄年の時期は災難が起こりやすいのでおめでたいことは避けるべき」という話をよく聞きますが、その一方で「厄年の出産は厄落としになる」とも聞きますよね。かく言う筆者も実は後厄の年に妊娠・出産をしていますが、何か災難があったかというとあったような無かったような…後厄なのでそもそも影響がなかったのかもしれませんが。
実際には、厄年に結婚・妊娠・出産といったおめでたいことは良いことなのでしょうか。それともやはり避けるべきなのでしょうか?
厄年=人生の転換期
厄年の考え方には諸説あるようですが、厄年に当たる年齢の時期は結婚や出産など精神的・肉体的に大きな転機ともいえる時期に差し掛かることが多く、このような人生のターニングポイントを健康に過ごすために神社で厄除けをして災難に会わないようにしようという考え方があるようです。
確かに、女性の大厄である満32歳というと、働いている場合は中堅に差し掛かる時期で、仕事にもプライベートにも気持ち的に余裕が持てるようになって結婚を考えるタイミングの時期でもありますよね。
厄年に結婚や妊娠・出産は大丈夫?
厄年は災難が起こりやすいということで、真っ先に頭に思い浮かぶことといえば、この時期に結婚や出産などをしても大丈夫かどうかだと思います。
上記にも書いたように、厄年は「いろいろな事が起こりやすい時期だから気を付けてね」という意味なので、結婚をしてはダメだとか妊娠・出産は避けた方がいいということではないようです。むしろ、厄年での妊娠・出産は「厄が落ちる」といって縁起が良いとも言われています。
厄年に妊娠・出産を経験したママ達の声をご紹介
前出で筆者は厄年の時期に妊娠・出産を経験したことをお伝えしましたが、厄年に妊娠・出産を経験したママ達は意外と多くいらっしゃいます。今現在、妊娠出産を控えている厄年のママ達は気になるところですよね。
そこで、厄年に妊娠・出産されたママ達の経験談をいくつかご紹介したいと思います。皆さん、厄年に妊娠・出産された時にどんなことがあったのでしょうか?
本厄の出産だけど特に気にしなかった
でも出産が厄落としになったね、と
周りから言われて特に何も気にしてませんよ(^_^;)』
「厄年=災難、危ない、怖い」みたいなイメージを持ってしまって構えてしまい、厄年であることを過度に気にしてしまうこともあるかもしれませんが、むしろいつもと変わりなく過ごすということも大切かもしれませんね。
本厄で出産したらママも子供も大変だった
『本厄に出産した者です😄
大変な目と言えるか分かりませんが私は、切迫早産で自宅安静から入院安静になり子供は、臍の緒をぐるぐる巻にしてるわ早産児&低出生体重児で産まれました😅』
こちらのママさんは切迫早産で自宅安静から入院に切り替わったということですから結構大変でしたね。また、赤ちゃんの方も出産時はいろいろ大変だったようですね。
妊娠中や出産直後は大変な経験をされたかもしれませんが、無事に出産されたということはきっと出産によって厄落としできたということかもしれませんね。
後厄で妊娠中のトラブルをフルコース体験した
『厄年に出産すると良いって言いますね〜。
私は今年33になります。
後厄です。
最近出産しましたが、初期から切迫流産、子宮頸癌検査は再検査、妊娠中に起こるトラブルはほぼフルコースで10ヶ月ほぼ安静でどこにも出かけられず…
出産時も妊娠高血圧症が急激に悪化し、血圧200越えで、大学病院に救急搬送され、緊急オペでの出産になりました(^^;;』
後厄での妊娠・出産で妊娠が分かってから出産されるまでかなり大変な経験をされたんですね。10ヶ月間ほぼ安静で動けないというのは普通でもなかなか経験することがないことでしょうから辛かったでしょうね。また、出産時もかなり危険を伴う状況下での出産だったとのことで、ご自身もご家族もこれまでにない経験だったでしょうね。
厄年が影響しているのかはわかりませんが、本厄が過ぎて影響がないともいわれる後厄でこのような経験をすると、今後厄年での妊娠・出産に不安を感じてしまうかもしれませんね。
本厄で妊娠中だけど順調♪
『今年、本厄です(*´・ω・`)
そして女の子予定です❤!
まだ出産してないので
希望通りの回答には
ならないと思いますが
胎動も激しいくらい順調です✨
私の地域は男の子でも女の子でも
厄落しになるって
言われてますよ(´^ω^)
私は悪いと言われたことは
信じません((T_T))』
本厄で妊娠出産を経験されるママは意外にも多くいらっしゃるのかもしれませんね。こちらのママも本厄でこれから出産を控えられているママさんですが、妊娠中の現在はお腹も赤ちゃんも元気に順調に大きく育っていらっしゃるということです。
出産が厄落としになるというのは、「男の子の場合だけ」「男の子でも女の子でも」と地域によって諸説あるのですね。でも、やはり一番はあまり気にせずに穏やかに過ごすことなのかもしれませんね。
2回とも厄年で出産したママも
『こんにちは(❁´ω`❁)
私も33で出産しました!
胎盤が出ず大変でしたが元気な男の子を出産しましたよ!
ちなみに今年も厄年ですが昨日、超安産でまたまた男の子出産しました♡笑
男の子だったら厄を落としてくれるけど女の子だったら場所場所によっては、神社や庭等に一度置いて、親戚等に拾ってもらって捨て子みたいにしたら大丈夫とか言われてますよね(^ω^;)』
30代の10年間の内、6年も厄年があると厄年の期間に2人目の出産が当たってしまうということも可能性としては少なくないですよね。
こちらのママさんは33歳の後厄の年に1人目、今年もということで2回目で3年間の厄年期間にあたるいずれかで2人目をご出産されたということですが、どちらも元気な男の子を出産されたんですね。
こうやって見ると、厄年に出産しても特に何の影響もなかったという方と、妊娠中や出産時に大変だったという方といろいろなパターンがあるのですね。
厄年に妊娠・出産になっても過度に不安がらずに過ごそう♪
厄年というとやはり「この1年何か悪いことが起きてしまうのではないか」と思ってしまうことが多いですよね。でも、厄年は過度に怖がるものではなく、「人生の転機が起こりやすい時期なんだよ」という先人達の生活の知恵です。
厄年がどうしても気になるなという場合は厄払いや御祈願を神社で受けてみると少し安心できるのではないかと思います。妊娠中に悩み過ぎはママにもお腹の赤ちゃんにも良くないことですから、どうかあまり厄年に囚われ過ぎないようにして、心穏やかに妊娠生活を過ごされてくださいね。