これからさらに暑くなる季節、せめて気分だけでもスッキリできるように、家の中を片付けてみるのはいかがでしょうか。とは言ってもどこから手をつけてよいかわからない時は、いつの間にか溜まってしまったアイテムから手をつけてみると、減らしやすくおすすめです。場所別にすぐできる整理アイテムをご紹介します。
玄関
1:傘
急な雨の度に買ってしまうなど、いつの間にか増えていたビニール傘や壊れた傘、使っていない傘・折り畳み傘など置きっぱなしになっていませんか。まずは明らかに使っていない、壊れた傘はすぐに処分、または収納場所から取り除いてみましょう。もし迷う場合は、家族の人数分から持つ量を意識してみたり、傘を使うシチュエーションによって使い分けているなら、実際に使っているかどうかで判断してみましょう。
キッチン
2:コンビニ、スーパーでもらったカトラリー・ビニール袋
コンビニやスーパーでもらったお箸やスプーンなど、いつか使うかもと引き出しに一杯に入っていませんか。以前よりもらう機会も少なくなったとはいえ、今までもらったお箸やスプーンなど全く使わないまましまっているのなら、この先も使うタイミングはあまりないかもしれません。来客時に使う、防災用にするなど、今後使うシチュエーションをイメージして残す分量を決めてみると良いでしょう。
ビニール袋も有料になってから、以前より捨てづらくなっているかもしれません。そういう時は実際に使う場面を想像して、それに見合った量を残してみましょう。それでも難しい時は「ここに入るだけ」というように持つ枠を作り、それ以上はみ出る分は、思い切って一旦処分してみるとかなりスッキリしますよ。写真は無印良品のポリプロピレン引出しに入るだけと、持つ枠を決めた例です。ビニール袋を使うのは、ゴミ出しで一週間に1回。一週間に1回は宅配サービスでビニール袋が入ってくるので、上記の枠でも充分足りる量です。
3:空き瓶
空き瓶もいつか使うかもと、つい溜まりやすく、ずっと使わないままになっていることが多いアイテムです。実際この1年で使ったのはどれか。毎年ジャムやシロップを作る、ネギや生姜などカットした時の一時保管用に使うなど、自分で使うタイミングを改めて意識してみると整理しやすいですよ。また、洗いやすい、しまいやすいなど瓶の形状や大きさから判断してみるのもおすすめです。改めて見返してみると、見た目で何となくいいなと取っておいただけで、実は使ったことがない瓶もあるかもしれません。そういった瓶を思い切って手放してみると気持ちもとてもスッキリしますよ。
リビング
4:紙袋
紙袋も以前よりもらう頻度は少なくなったかもしれません。でも、家に取ってあった袋を見返してみると、何年も使わないままの袋がたくさんないでしょうか。またブランドのショップ袋やマチが広すぎる大きな袋や、手のひらサイズのような小さい袋は意外と使い道も少なく、改めて自分がどのタイプの袋をよく使っているかを思い返してみると、これまでは何となく取っておいたそういった袋も一旦手放してみようという気持ちになります。また、紙袋は一箇所の部屋だけでなく押入れやクローゼットの隙間など色々な場所で保管していることも多いので、ぜひ余裕があるタイミングで、一旦家中に散らばって保管している紙袋を一箇所に集めてみると、必要以上の量を持っていることも気付きやすいのでおすすめです。
5:カタログや雑誌
ソファやテーブル周りや床などに、古いカタログや雑誌が積み重なっていませんか。紙類は一度積み重ねて束になってしまうと溜まりやすく、どんどん整理をするのが億劫になり後回しになってしまいがちです。今読んでいるもの、これから絶対に読むものなどに絞って整理をしてみましょう。
洗面
6:洗剤
使いきらないまま中身が残った掃除用洗剤などありませんか。中途半端に残った同じ洗剤が2〜3本出てくることもよくあります。実際に使っている洗剤だけにしてみて、中身が残っていても使わないと判断したものは思いきって処分してみましょう。もしくは、今すぐ掃除で使い切ってしまうのも良いでしょう。
今回ご紹介したアイテムのうち1つでも、家事の最中など行ったついでに少しずつ減らしてみると、収納スペースや気分がスッキリして、さらに片付けも進められるようになっていきます。ぜひ暑い夏を少しでもスッキリした気分で過ごせるように、できるところから少しずつ整理を進めるご参考になればと思います。