【読書の秋】
日本で普及するようになった由来は?
「読書の秋」が日本で普及したのは、実は毎年秋に催される「読書週間」が由来とされています。
現在、読書週間は文化の日(11月3日)を中心にした2週間の10月27日~11月9日に行われていますよね。
全国の図書館を中心に日本各地で本に関する様々な催しなどが行われています。
しかし、現在のように「読書の秋」と広く一般的に普及するようになったのは、実は昭和の時代になってからなんです。
それまで明治や大正時代には「読書の秋」という言葉はあまりというかほとんど使われていなかったと福井県立図書館の調べもあります。
「読書の秋」という言葉が広まったのは、戦後1950~60年代(昭和25~35年)からで、1970年代(昭和45年)以降急速に全国に知れ渡るようになったのです。
その「読書週間」は、当初「図書週間」として、1924年(大正13年)11月に始まりました。
【お勧めの本をご紹介】
2016年本屋大賞2位「君の膵臓をたべたい」
本屋大賞2位の受賞作で、アマゾンのレビューでは1位の作品よりも★5を付けた人が多いという逆転現象が起きている青春小説です。
ドキッとする題名と雰囲気のあるカバーに思わず手を伸ばしてしまう人も多いのでは。
ライトノベルのようで読みやすい文体と内容に「分かりやすい」「普段あまり読書しない人向け」「泣けた」という感想の多い作品です。
「最近本読んでないけど、久しぶりに読もうかな」と思った、読書リハビリ開始の人におススメの一作。
これから寒くってくる季節・・・
あたたかいお茶を入れて、少しばかり読書の時間を設け、ひと時のリラックスタイムを自分にプレゼントしてあげましょう。