こどもの日に菖蒲湯に入る習慣がありますが、その菖蒲を頭に巻く意味や効能は何かあるのでしょうか。
また、鉢巻きの結び方はどうしたらよいのでしょうか。
菖蒲を頭に巻く結び方や意味・効能について調べましたので参考にしてください。
端午の節句に菖蒲湯に入る家庭が多いかと思います。
菖蒲湯は薬湯と呼ばれるほど体に良いものがたくさんあり、特に「アザロン」や「オイゲノール」が肌に浸透すると血行が良くなり、肉体疲労の改善に役立ちます。
また、菖蒲独特の香りはリラックス効果があると言われているそうです。
この体に良い菖蒲を湯船に入れて入るのですが、この時に頭に菖蒲を巻くのも風習の一つにあります。
巻き方などは特に決まりはありませんが、湯船に浮かんだ菖蒲の葉を一本取り、(この時できるだけ長いものを選んでください)それを頭に巻いて鉢巻きにします。
自分ではなかなか難しいかもしれませんので、お父さんかお母さんに巻いてもらって、「健康で頭が良くなりますように!」とおまじないしてもらってください。
おまじないも一緒だとより効果が上がりそうなので、忘れずにしてくださいね。
頭に巻く意味や、効能は?
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菖蒲湯に入っている時に湯船に浮かんでいる菖蒲の葉を頭に巻くと頭が良くなると言われているそうで、また、お腹に巻くと病気をしなくなると言われているそうです。
先ほども書いたように菖蒲には体に良いものがたくさんあり、血行促進や保湿効果の他にも鎮痛作用もあって、腰痛や神経痛にも効果があると言われています。
漢方の分野でも胃薬や鎮痛剤としても使われていることから菖蒲を巻くと効果があると昔から伝わっているのではないでしょうか。
このように菖蒲湯に入るのは体にもとても良いことですし、頭に巻いておまじないをするのも素敵な風習ではないでしょうか。
菖蒲は香りも強いものですが、菖蒲湯にするときはお湯を沸かしてから入れるのではなく、水の状態やお湯の入っていない空の状態の時から入れておくと、お風呂が沸いたとき風呂場中に香りいっぱいになってリラックス効果も上がるかと思いますので、この方法で菖蒲湯を作ってくださいね。
地域によっては布袋などに入れて刻んだ菖蒲を入れるところもあるようですがこれはお好みで試してみてくださいね。
まとめ
子供の日に入る菖蒲湯はそのまま入るだけでなく、菖蒲を頭に巻くこという風習があります。
頭に巻くと頭が良くなる、お腹に巻くと病気になりにくいとも言われています。
おまじないの意味合いが大きいかもしれませんが、せっかくの菖蒲湯ですので、子供の頭に巻いて一緒におまじないを言ってみてくださいね。