乾燥肌の方に教えたい、化粧水の使い方3つの極意

敏感肌や肌の弱い人が安心してスキンケアに使うことができる化粧水は、パラベンや界面活性剤、合成香料などの刺激物が極力含まれていないことがまずひとつ。そのほかにも、いくつかポイントがあります。

敏感肌や肌の弱い人が安心してスキンケアに使うことができる化粧水は、パラベンや界面活性剤、合成香料などの刺激物が極力含まれていないことがまずひとつ。そのほかにも、いくつかポイントがあります。

乾燥肌の方は保湿力の高い化粧水を選びましょう


保湿力とは乾きにくいこと。乾燥肌対策には、油分がある程度含まれており、長時間潤う化粧水を選ぶのが一番です。化粧品の表示は配合量の多い順に記載されています。保湿力をメインに化粧水を選ぶなら、先頭に近い位置に保湿成分が書かれているかどうか要チェック!

保湿力を高める主な成分

ビタミンC誘導体、コラーゲン、ヒアルロン酸、アミノ酸、セラミド、レシチン、高濃度ビタミン、植物エキス(ユーカリエキス、ローズマリーエキス、大豆エキス・・・)、スフィンゴ脂質、ヘパリン類似物質、PG(プログレングリコール)、グリセリン など

では、次に「保湿化粧水を使った乾燥肌対策の極意」をお教えしましょう。

 

極意その(1)気になる部分には化粧水を重ねづけすべし


乾燥が進み、ピリピリヒリヒリ・・・。ちょっとした刺激にも弱くなっている時は、お肌のバリア機能が壊れている場合があります。コットンの摩擦はお肌に負担をかけてしまう可能性があるのでNG。手でやさしくとんとんと塗る、そして目元・口元など、乾燥が気になるところは重ねて何度かつけてあげましょう。

 

極意その(2)お気に入りの化粧水とシートマスクでパックすべし


次にシートマスクにお気に入りの化粧水をたっぷり含ませて、パックしましょう。市販のシートマスクを買うより普段使って効果を感じている化粧水を使う方が断然効果的です。ドライタイプのシートマスクは大量に入って数百円で購入できます。
「塗るだけで十分じゃない?」「そんなに効果があるのかな・・・」と疑っているあなた!実は化粧水をコットンに含ませてパッティングした場合と、シートマスクを15分間顔に貼った場合の角質水分量を比較した実験では、額、目尻、頬、口元のどの部位でも、マスクを貼った方が水分量がアップしたというデータがあるのです。つまりシートマスクは、貼るだけで簡単に潤いを与えることができる、乾燥肌改善の救世主なのです。毛穴が開いている入浴後に使う、シートから出てしまう目や唇の部分にはクリームなどを塗ってから、といったことにも気をつけて使いましょう。

極意その(3)ミスト化粧水を日中の保湿に活用すべし


朝はしっとりしているのに夕方ガサガサになる乾燥肌の方は、日中こまめにミスト化粧水で保湿しましょう。メイクのうえからも手軽に保湿できるよう、粒子がふんわり細かいタイプのミスト化粧水がおすすめです。お気に入りのミスト化粧水が見つからない場合は100均のミスト容器にお気に入りの化粧水を入れて使いましょう。ただし、できるだけその日のうちに使い切ってください。
オフィスで働く女性が1日の中でいちばん乾燥を感じるのは午後4時ごろという調査結果があります。でも、「乾いているな」と感じた時はすでに乾燥がだいぶ進んでいる証拠。気分転換もかねて、2-3時間おきにシュッと肌水分をチャージしてあげるとお肌も喜びます。

 

最後に・・・"化粧水だけ”というのはNGです


いくら保湿成分が入っているとはいえ、化粧水だけでは時間が経てば蒸発してしまいます。乾燥しやすい肌質の人は特に、化粧水の後に蓋をする乳液やクリームなど油分があるものを使いましょう。油っぽいのがどうしても苦手という方はオールインワンゲルがおすすめ。ゲルの被膜効果で水分を閉じ込めてくれるので、化粧水→オールインワンゲルの順でつけましょう。

また、基礎化粧品で保湿成分を補うよりも先に、肌が分泌する皮脂を落としすぎないことにも大切です。乾燥肌の人は、クレンジング&洗顔で自前の皮脂を落としすぎている可能性があります。成分を見直すとともに、洗顔時にお肌をゴシゴシこすっていないか、時間をかけすぎて肌に負担をかけていないかを、もう一度確認してください。さらに洗顔のすすぎに使う水の温度が熱すぎると、皮脂を余計に落としてしまいます。寒いなと思ってもちょっとガマン!ぬるま湯洗顔を徹底してください。

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